半分白目日記

思った、ことを、書いて、いきます。

152話。無表情ですべてをやり過ごす鈴愛。盗み盗まれる自称コメディ

最終週「幸せになりたい!」火曜日

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転校しようそうしよう

小学校の担任から花野がされているいじめにのことを聞かされる鈴愛。話を聞いているときの鈴愛の表情、完全に「無」ですな。この無表情が今回とても多いです。

花野に「なんでママに言ってくれなかったの?」と聞く前に、まず自分の胸に手をあててよく考えてみようよ。律には言えるが鈴愛に言えない理由をさ。それも人から聞かされないとわからないのかな。どこまで無自覚なのか。

花野の小学校では学年が上がってもクラス替えがないから、転校の提案をする鈴愛。このあたり、私立小学校に頑張って受験させて入学させたより子とは違うのよ~って対比でしょうか。まぁ、転校自体は悪くない選択肢だと思いますけどね。子どもが自力で変えられる環境には限りがありますから。

花野と大事な話をしている途中で鈴愛の携帯電話が震え、ボクテからのメール着信。いや…メールならあとで見ればよくない? 口では「花野がいちばん。花野は私が守る」っていくらでも言えるけどさ、行動が花野ファーストではないからただの嘘つきに見えるよ鈴愛。

ボクテからのメール「避難所とかも聞いてまわってるけどユーコの安否はまだわからない。でもきっと大丈夫。秋風塾だよっ!」を見て「秋風塾ってなんだよ……」と苦虫をかみつぶしたような表情でつぶやき、「了解しました」とワンセンテンスのみで塩対応。ボクテへの感謝の言葉もない。元気づけようとした「秋風塾」にもケチをつける。未だかつてこんなに屑な朝ドラヒロインっていたのでしょうか。

身勝手な母親の体現か

「転校して逃げるのは弱虫ではない?」と問いかける花野に「逃げるんじゃない。あなたは、正しい場所に行くのです」と自信満々の鈴愛。あのー、転校した先が必ずしも正しい場所とは限らないですよね。転校先にもちょっとしたことでいじめてくる子はいるかもしれませんよね。それとも最終的にはホームスクールですかね。幸いにも花野を支えてくれる大人は三オバを始めとしてたくさんいるわけですし、周りの人間をフルに使えばそれもありかな。

さらに「20年後には笑い話……いや、感受性の強い子供だったと自慢話になる」と謎理論を展開。目の前の我が子を肯定してあげるのはいいことだとは思うんですが、根拠がグラついてると余計に不安になりませんかね。自慢話どころか、二度と思い出したくないフォルダに入れて風化させる案件だと思いますけど。

「この話はこれで終わり! 今日はカンちゃんの大好きなカレーや!」と勝手に話を終わらせるのもちょっと。子どもが話すモードに入ってるんだから、気のすむまで話を聞いてあげたらいいんじゃないかなー。もにょる。ま、カレーの仕上げに足りない牛乳を買いに行くための都合展開ですけども。鈴愛、あっさり牛乳買ってきたんですが震災の影響がほとんど感じられないのでやっぱり異星なんですかね。ここは地球じゃなかった。

花野が向かった先

鈴愛が牛乳を買いに行っているあいだ、ひとりで家を出る花野。まずは律のところへ行き思いっきり笛を吹きます。笛を吹く小さな女の子、て都市伝説になってそう。

次に花野が向かったのは三オバ宅。え、そんなすぐ歩いて行けるような距離だったの? 電車とかバスに乗ったのかな…。距離感が謎すぎて三オバ宅へたどり着くのがすごいことなのか、そうでもないのかがよくわかりませんね。

三オバから連絡を受けた鈴愛、花野が涼ちゃんに会いたがっているから会わせてもいいかと聞かれて「はい……遅すぎるくらいです」と無表情。だからこの表情、どんな気持ちなのよ。ちょっと焦点のあわない目をして口をすぼめる、台詞は息を多めに吐き出す、これで誰でも鈴愛になれます。

鈴愛のアパートには律が来ていました。笛が律のところ、ドアノブに下がっていたと。それで「一番は律のところだった」と自慢気に言う律は悲しいですね。笛だけが残されていたら何かしらの事件性を感じないものでしょうか? それについこのあいだ笛をぶら下げていたのは鈴愛だったし、花野が置いていったとも限らないですよね。呑気か。

律も鈴愛も同じマリオネット

「私ではあかんのかな……」とおなじみ無表情で気落ちして見せる鈴愛に、「一人で頑張りすぎるな。俺もおる」とつけこむ律。

なんですか? 律は鈴愛が言ってもらいたいことをばっちりのタイミングで言ってくれるアンドロイドかなにかですか? いつ鈴愛が一人で頑張ったって言うんです? 最初に上京したときは秋風塾でぬくぬくと生活費の心配もせずに漫画を描き、風呂付き住居をゲットするために涼次と結婚、子供の世話は三オバにまかせて離婚したら実家に丸投げ、人には雇われたくないと母親の貯金を使い込んでセンキチカフェ開店、再上京してからはまた三オバに金銭面も頼って以下略。

唯一、一人で頑張っていた感じがあったのは五平餅屋台くらいですかね。片耳失聴なのに一人で客商売をするのは大変だったと思います。律と再会を果たしたらすぐに廃業してたけどね。

花野は優子のことがあるから、それ以上心配をかけまいとして鈴愛には言えなかったと律がやんわり指摘。それで初めて思い当たる母親もどうかと思うよ。律、もっと秋風先生モードでビシバシ言ってあげて。そんなそよ風みたいな言い方じゃなくてさぁ。

花野と涼次が再会

花野と涼次がようやく再会。えーっと、花野が5歳のときに離婚して以来だから2年以上は経ってるんですかね。そりゃあ三オバも涙ながらに見守ります。「これでやっと、花野とちょくちょく会ってお世話してることを涼次にひた隠しにしなくていいんだ」とうれし涙もだいぶ入っていることでしょう。

本当はアカリちゃんのところへ行きたかったと話す花野。なぜ鈴愛にそれを伝えなかったのかというと、楡野家に代々伝わるフクロウのブローチをこっそり持ってきたから。それをアカリちゃんにいじめから守ってくれようとした御礼に渡したかったそうです。

フクロウのブローチは本物の宝石があしらわれていて、廉子ナレ曰く「ウン十万円」の価値があるそうです。さすがにそれを持ちだしたら鈴愛が激怒すると思って花野は黙って家出したのでしょう。「いずれはカンちゃんのものになるから」とまったく悪びれないのが不安要素たっぷりなんですが。涼次、ちゃんと言ったほうがいいんじゃない。アカリちゃんはこれ貰っても困る、だけじゃなくて「人の物を勝手に持ち出すのはとても悪いこと」って。律の短冊といい、ボクテの神様のメモといい、津曲といい、盗んでばっかりだし、鈴愛も盗まれてばっかり。一体何なの…。「その時、ハートは盗まれた」でも思い出させようとしているの…? 

花野を迎えに来た鈴愛に涼次が復縁を申し込みます。唐突ですよね。うん。とりあえずぶっこんでおいたのでしょう。うん。鈴愛はここでも無表情でしたよ。うん。

自分の部屋に戻って笛を手にとった律、「笛……もういらなかったりして」と予感めいたことをつぶやいていました。そうだね、その笛、もう捨てたほうがいいと思う。普通に捨ててもいつの間にか戻ってくる可能性があるから、神社に持って行ってお焚き上げしてもらうべき。

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